技能検定のあらまし

職業能力開発促進法に基づく国家検定制度

2025年3月6日作成

🏆技能検定の意義

技能検定は、労働者の技能を一定の基準で検定し公証する国家検定制度です。

職業能力開発促進法に基づいて実施されています

目的:労働者の技能習得意欲を高め、技能の社会的評価を向上させ、労働者の地位向上を図る

日本の産業発展に寄与

※業務独占型の国家試験ではありません

技能検定の利点

  • 技能者の技能習得意欲を増進
  • 技能者の社会的評価を向上
  • 教育訓練の目標が明確化

波及効果:後継者の養成、訓練、業界のイメージアップなど

📜技能検定の沿革

昭和34年度 初めて5職種実施 昭和63年度 特級の創設 平成5年度 3級の創設 現在 130職種に拡大

金属、機械、電気、印刷、繊維、建設等130職種に拡大

🏛️技能検定の実施体制

技能検定は厚生労働大臣が行うものですが、実施業務は下記の間で分担されます:

厚生労働大臣 都道府県知事 中央職業能力 開発協会 都道府県職業 能力開発協会

🔍職種と等級区分

現在、検定職種は130職種あり、各職種ごとに以下の等級区分があります:

特級 1級 2級 3級 (単一等級)

外国人研修生等を対象とした臨時実施:2級、3級及び基礎級

📝試験科目と技能程度

試験科目:実技試験と学科試験

等級 必要な技能・知識の程度
特級 管理者・監督者レベル
1級 上級技能労働者レベル
2級 中級技能労働者レベル
3級 初級技能労働者レベル
単一等級 上級技能労働者レベル

知識は詳細一般的概略の3段階で区分

📊技能検定試験の実施について

🔨実技試験

  • 製作等作業試験が中心
  • 試験時間:1・2級・単一等級は5時間以内、3級は3時間以内
  • 課題は試験日に先立って公表
  • 職種によっては判断等試験、計画立案等作業試験も併用

📚学科試験

  • 作業遂行に必要な判断力・知識を試験
  • 特級:五肢択一法(50題・2時間)
  • 1・2級・単一等級:真偽法と四肢択一法(50題・1時間40分)
  • 3級:真偽法(30題・1時間)
  • 全国統一日に実施

📅実施日程

1年を前期と後期に分けて実施

💰受検手数料

各都道府県知事が定め、都道府県協会が受付

📋受検資格

検定職種に関する実務経験が必要(職業訓練歴、学歴等により年数が異なる)